vol.127 この回は結構大事1
アキラさんからのお便り「絶望について」
・真我はこの宇宙の最終目標
・ユートピアは完全覚醒の道ではない
・理想郷に不満を抱く人間はいない
はい、こんばんは。今日は、5月24日のアキラさんのメールですね。
『五井先生 植芝先生 ありがとうございます
「絶望について」
真我に至る条件には、この世界に全き絶望を感じなければならない。という点について質問いたします。
真我の説明を読んでいると、やはり最高の幸せがそこにあるような印象を感じます。』
うん。はい。
『しかし、宇宙全史で何度もご説明頂いているように、絶望が無ければ完全覚醒はあり得ないと思います。
この真我と通常の意識に絶望の溝があることに疑問点があります。
真我は圧倒的な至福に満ちているようにも関わらず、その手前の意識は絶望している..。』
今生の意識ですよね、それは。
『質問をまとめます。『最終的に真我となった時、覚者は絶望しているのでしょうか。』』
そんなことないですね。
なんで?そしたらあれですよ、真我となってませんから。
『それとも...例えば扉を開けるためにはカギが必要だが、扉が開いたら鍵は必要ない。
『絶望は真我となったとき、必要はなく。エゴと同じように捨て去られるもの』なのでしょうか。』
ああ。
エゴと同じくじゃなくて、エゴが絶望しないとダメだって言う事ですね。
『エゴ=絶望であるのなら、覚醒した時、どちらもガラスが粉々に砕け散っていくように霧散していく。のでしょうか。』
あのね、 ここを見てる方はいろんな段階の方がおられるわけじゃないですか。精神世界に入ってきて、あちこちうろついて
迷って、彷徨ってる方もいて、ここなんか本物っぽいこと言ってるけど見てみようかなとかいう人もいれば、 ここは間違いないっていうことで宇宙全史をどんどん勉強してる方もいて。ただ、その勉強してる方の中でも、 うーん、やっぱ真我ってのは難しいっていうかな。なんて言うんでしょう、最終目標なんで。人類の最終目標ですね。人類というか、この宇宙の最終目標なんで。
あの、ニサルガなんかは簡単だよ簡単だよとか、みんな誰にでもあるもんだ、同じだよとかおっしゃってるんですけども。 うーん、明らかにそうではなくて。もしそうだったら、みんな完全覚醒してるわけですから。完全覚醒できない1番の理由が、アキラさんがおっしゃるように、絶望できてないんですよ、みんな。そこ難しいですよね。
そこをどう説明したらいいのかっていうのは、宇宙全史の目的でもあるんですね。ある一定の段階までは。
そこを過ぎたら、まだ簡単でもないけども、 色々あるわけですよ。だから、絶望さすために、この世界はこんなもんだよって、こういう仕組みになってて、みんなエネルギーを奪われてて、 で、回復の可能性もないし、取り戻す可能性もないし、どうしようもないんだよって。ただ、今はもう世界が変わりつつあって、陰始がこの世界から去っていくから、エネルギーは戻ってくる可能性はあるよと、という希望は持たしつつ、でもそれは完全覚醒の道ではないんですよ。
いいですか、20年後、20年後か何年後か、今からたあの本が出てからったら14年後かな?かもしれませんけども。その14年後の世界は確かにエネルギーが満ち溢れてて、で、嫌なやつはもうみんないなくなっちゃうわけですよ。
すぐにはいなくなんないけど、徐々にいなくなってて、もう殆どいなくなるわけ。意地悪する人間とか、自分だけとかいう搾取する人間とか、 大儲けしようとか、人の上に立ってあいつをこき使おうとか、そういう人間はいなくなるわけですね。ずるい人間はいなくなるわけですよ。
そこは最高の、みんなから見ると、もう最高じゃないかという、そんな理想郷ないでしょうっていう感じでしょうね。 確かにそうなんですけど、今の世の中から見たら確かにそうなんだけども。
真我を得ようと、あるいは真我に至ろうとしている人たちにとってはワンステップ、1つの段階にしか過ぎないわけですね。
だから、 例えばそういう理想郷に行って。で、大体みんな言うんですよ、 ちょっとわかった人だと、そういう世界になっちゃうと今度はきっと飽きちゃうだろうとか、ちょっとつまんなくてとか思うかもしれませんけど、全然そんなことなくて。 エネルギーはあるし、クリアな世界になってるから、もっとダイナミックないろんなこと、ゲームっていうかゲームっぽいもんあるし、狩猟だってあるんですよ。狩猟ってのは 鹿を狩ったりですよね、動物殺したりしてますよ。そこでもやっぱし。そういう、殺してはいないの?
殺すまでは言ってきてないですね。殺す、殺さないじゃなくて、狩猟はあるって言ってきてますね。つまり、その狩るっていうゲームっぽいことはあるけども、殺す、殺さないは言ってこないですね。うん、ま、だから、なんか、そのなんていうの、面白い状況、みんな楽しめるような状況っていうのは、もう本当に今から考えると無限にあるわけですよ。
レースもあればゲームもあるし、それから色んな、なんちゅうの、まああるわけですよ。あんまりそういう楽しみってあんま知らないから、言えないですけども、あるわけです。でも、だから。
でも、だから、どっち?色々来るからわかんないな。
ああ。
だから大概の人はそこで満足しますよ。そこに不満を抱く人ってのはまずいないですよ。